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日本郵便を装った迷惑メール

ここ数日、ウイルスメールが話題です。

 

身に覚えのないメールには返信はしない、添付ファイルは開かないってのが常識ですが、

ちょっと巧妙なウイルスメールが届いたので簡単な見破り方を教えます。

 

 

アダルトサイトからの架空請求メールなどは

高確度で迷惑メールフォルダに振り分けられて、あまり見る機会はないと思います。

今回はその迷惑メールの振り分けからも逃れたメールです。

 

 

 

今朝、PCを立ち上げると会社の問い合わせ用アドレスに以下のようなメールが届いていました。

EMS配達状況の確認??

 

 

EMS配達状況の確認???

 

 

 

そして本文には

 

からのお知らせ日本郵便株式会社

配達員が注文番号 7192342258488951 の商品を配達するため電話で連絡を差し上げたのですが、つながりませんでした。
従ってご注文の品はターミナルに返送されました。
ご注文登録時に入力していただいた電話番号に誤りがあったことが分かりました。
このメールに添付されている委託運送状を印刷して、最寄りの郵便局 - 日本郵政取り扱い郵便局までお問い合わせください。

このEメールアドレスは配信専用です。このメッセージに返信しないようお願いいたします。
EMS(国際スピード郵便) - 郵便局 - 日本郵政

 

 

タイトルがちょっと変、そして運送状を印刷しろと。

 

 

しかも、ちょうど2~3日前に海外のamazonで買い物をしていたため、それのことかな?と。

 

 

注文番号で問い合わせしてみようと思っていた時に、

 

 

『ん?注文番号?お問い合わせ番号ではなく?』

 

 

しかも、確認先(EMSの追跡サービス)のリンクもない。

 

ちょっと考えてみると、なんで会社の問い合わせメールに届いてんだと。個人の買い物に会社の問い合わせメールなんて使わないし。

 

 

 

一番初めに、会社のお問い合わせメールに届いている時点でおかしいなとは思ったのですが、

なんせ直前にamazonで買い物してるので、疑念が一瞬飛ばされました。

 

 

 

加えて、送信元のアドレスが

@post.japanpost.jpと、日本郵政の本物のドメインなんですね。

 

 

Yahoo!メールやGmail等のフリーアドレスだったら誰でも気付きますが、

中途半端な知識しかない人なら信じちゃいますよね。

 

 

 

これはなりすましメールというもので、メールのプロパティやソースを見ると判別できます。

 

 

使用しているメールソフトによって操作は違いますが、

 

アドレスを右クリックして【プロパティ】→【詳細】

Thunderbirdなら【その他】→【ソースを表示】

この赤枠『Return-Path:』の後に続くアドレスから送信されたものです。

明らかに日本郵政のドメインとは異なります。

 

 

 

身に覚えのないメールには

・返信しない

・リンクをクリックしない

・添付ファイルは開かない

を、徹底すればウイルス感染は比較的防げます。

 

 

 

あとはセキュリティソフトを使いましょう。特にフリーランスの人!

OSのセキュリティだけに依存していると痛い目にあいますよ。

 

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